Bianchiをはじめとする高性能ロードバイクの性能を引き出すには、日頃のメンテナンスと洗車が欠かせません。
なかでも意外と見落とされがちなのが、チェーンルブの“固まりやすさ”という問題です。
本記事では、実際に当店に入庫した「Bianchi OLTRE XR3」の洗車事例をもとに、チェーンの汚れが走行性能に与える影響や、洗車によって見えてきた改善ポイントについて詳しくご紹介します。
Bianchi OLTRE XR3の洗車で気づいた“チェーンルブの悩み”
先日ご来店いただいたのは、Bianchiの人気モデル「OLTRE XR3」。
Bianchi独自の振動除去技術「Countervail(カウンターヴェイル)」を搭載し、サイクリングでもレースでも快適性と安定性を高い次元で両立する1台です。
そんな高性能バイクでも、実際に洗車をしてみると「ある問題」が浮かび上がってきました。それは、チェーンルブ(潤滑剤)の固まりやすさです。
オーナー様も「ルブがすぐ固まってしまう気がして…」とご相談くださっており、チェーンにこびりついたルブの残留が明らかになりました。
チェーンルブが固まりやすい理由とは?
チェーンルブが固まる主な原因は以下の通りです:
- 気温の低下や湿気により、粘度の高いルブが固形化する
- 水置換性が弱いタイプだと、洗車後に残った水分と反応しやすい
- ホコリや砂と混ざることで“こびりつき”が発生する
- 拭き取り不足によるオイルの蓄積
一見メンテナンスしているつもりでも、実は性能を下げてしまっているというケースも少なくありません。
洗車で見直すルーティーンメンテナンス


今回の洗車では、専用クリーナーでチェーンやスプロケットを丁寧に洗浄し、固着していた古いルブや汚れをしっかり除去。すると、金属本来の輝きが蘇るだけでなく、回転抵抗も軽くなり、踏み出しのスムーズさに驚かれる方も少なくありません。
その後、状態をご説明すると、オーナー様は「ルブの種類を変えてみようかな」とご納得されたご様子でした。
洗車によって見えてくる改善点が、メンテナンスの質を高めるきっかけになるのです。
チェーンの汚れがパフォーマンスに与える影響
チェーン周りの汚れは、以下のような影響を及ぼします:
- 摩擦抵抗の増加によるパワーロス
- スプロケットやチェーンリングの摩耗促進
- 変速性能の低下
- 駆動音の増大
つまり、「汚れ」は快適なライドを妨げる敵なのです。
見た目の清潔感はもちろん、ライドの質を支える重要なファクターとして、定期的な洗車が欠かせません。
月額4,950円で“洗い放題”のサブスクプランも
「常に愛車を最高の状態でキープしたい」
「でも、自分で洗車する時間がなかなか取れない…」
そんな方におすすめなのが、月額5,500円(税込)で洗車し放題のサブスクプランです。
走ったあとにそのまま立ち寄って洗車。
汚れが気になったときに、すぐ対応。
いつでも“ライドの準備ができている”状態をキープすることで、ストレスフリーなサイクルライフが手に入ります。
まとめ:洗車で見えてくる、あなたのバイクの本当の課題
Bianchiのような高性能バイクでも、日々のメンテナンスによって本来の性能が引き出されているかは別の話です。
今回のように、「チェーンルブが固まりやすい」といった悩みも、洗車を通じて気づけるケースがあります。
当店の洗車サービスは、ただの“キレイ”ではなく、パフォーマンスと快適性の回復・維持を目的としています。
洗車で変わるのは、見た目だけではありません。汚れの奥に隠れていた“性能の低下”や“違和感”に気づけることも。次の一歩を、もっと軽やかに踏み出すために——私たちがサポートさせていただきます!