朝5時が狙い目!“灼熱回避”サンライズライドのすすめ

連日40℃近い猛暑日が続く関東。日中のライドは命の危険すら感じるレベルですが、実は「時間をずらす」だけで快適なライドが叶います。

その答えが「サンライズライド」。朝5時にスタートすれば、暑さを避けつつ空気も景色も静かな“特別な時間”を楽しめます。

目次

なぜ朝5時がベストタイミングなのか?

  • 5〜7時は気温が20〜25℃と快適
    例:2025年7月下旬、宮ヶ瀬バス停付近では午前6時前後に気温20〜23℃を観測(
    ヤマレコ参考データ
  • 紫外線が弱く、肌への負担が少ない
  • 交通量が少なく、安全性が高い
  • 朝焼けとともに走る開放感が格別

夏の快適ライドは、出発時間で決まる

神奈川発・サンライズライドに最適な涼ルート3選

宮ヶ瀬〜裏ヤビツ峠ルート(清川村~秦野市)

  • 標高750m、森林率95%以上の静かな峠道
  • 朝6時で気温20〜23℃(2025年7月末の記録より)
  • 道の駅清川に駐車可能。補給やトイレも安心
  • 裏ヤビツは表ルートより交通量が少なく、涼しさと静けさを両立
  • 一部舗装が荒れているため、下りは慎重に

三増峠〜半原越え周回ルート(愛川町・厚木市)

  • 標高400m前後のコンパクトなヒルクライム
  • 日陰区間が多く、東向きで朝の涼しさを感じやすい
  • 宮ヶ瀬周辺と組み合わせて中距離ライドに最適
  • 戦国時代の古戦場を通る歴史ロマンあふれる道
  • 道の駅清川・あいかわ公園周辺に駐車場あり

やまゆりライン+七沢温泉周回(厚木市)

  • 標高250〜350mの緩やかなヒルクライム
  • 渓流沿いが多く、放射冷却で早朝は特に涼しい
  • 道中に地元のパン屋や湧き水スポットが点在
  • ライド後は七沢温泉の立ち寄り湯でリカバリー
  • 港北から自走で往復100km程度と程よいボリューム

涼ルート攻略のコツ

  • 前日の最低気温が20℃以下のエリアを狙う
  • 出発は朝5:00〜6:00が理想
  • 森+川沿いのルートは冷気が残りやすく快適

早朝ライド後の楽しみ方

お気に入りの一枚をSNSにアップして共有

早朝ライドは、空気も光も特別。朝焼けに染まる道、無人の峠、湖面に映る山並みなど、絵になる風景に出会える確率が高くなります。スマホの中のお気に入りの写真をライドログと一緒にSNSへ投稿。

冷たいシャワーと朝食で極上のリカバリータイム

帰宅後まずは冷たいシャワーでクールダウン。からの朝食は、卵かけご飯や納豆ご飯、オートミールにバナナ、ヨーグルト、トースト+ゆで卵など、消化が良くてタンパク質・炭水化物のバランスが取れた軽めのメニューがぴったり!

暑くなる前にすべてを終えて“昼寝ライフ”

仕事がオフの人は、早朝5時に出発し、8時〜9時に帰宅すれば、猛暑が本格化する時間帯にはすべてが終了しています。走って、シャワーを浴びて、ご飯を食べて、まだ午前中。日中はクーラーの効いた部屋で、堂々と昼寝してOK。罪悪感ゼロの“清々しい疲労感”が、休日の質を高めてくれます。

週末の家族サービスや予定にも余裕ができる

家族がいる人にとっては、サンライズライドなら家族が起きる前に帰宅することも可能です。早朝に自分の時間を確保すれば、日中は一緒に買い物やお出かけもできて、趣味と家庭のバランスも取りやすくなります。

まとめ|夏は“朝型ライダー”が最強

夏でもライドを楽しむ方法はあります。その鍵は「早起き」。朝の空気、静かな道路、そして徐々に登る太陽。

時間帯を変えるだけで、同じ道がまったく違う表情を見せてくれます。今年の夏は、あなたも朝5時の世界へ出かけてみませんか?

この記事を書いた人

SENSHA Bicycle港北の店長。これまで約1,500台以上の自転車を洗車。車体ごとの素材や汚れの状態を見極め最適な洗車を行うと同時に、パーツの緩みや摩耗やタイヤの空気圧など、安全に関わるポイントの確認も欠かさず行います。ここでは日々の洗車で得た気づきや、使っているケミカルの特徴、ビフォーアフター事例などを紹介しています。

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