帰省したとき、実家の物置やガレージにホコリをかぶった自転車を見かけたことはありませんか?
「もう古いし、処分しようかな」と思ってしまいがちですが、ちょっと待ってください。
見た目が汚れていても、しっかり洗車と点検をすれば、まだまだ乗れるケースが意外と多いのです。
本記事では、実家に眠っている自転車を“再生”できる可能性と、その判断ポイントを解説します。
「捨てる前に一度洗ってみる」ことで、思いがけず思い出と安全を取り戻せるかもしれません。
さっそく、実家の自転車が本当に“乗れないのか”を見ていきましょう。
実家にある古い自転車、もう乗れない?
物置やカーポートの片隅に置かれたままの自転車。
サドルにはホコリ、チェーンには錆。タイヤの空気も抜けていて「これはもうダメかな」と感じてしまうのは自然な反応です。
しかし、見た目の劣化=即処分とは限りません。
実際には「汚れ」や「表面的なサビ」だけのケースも多く、洗車で外観も機能も大きく改善する可能性があります。
洗車で再生するケースが意外と多い理由
私たちSENSHA Bicycle港北にも、「実家にあった古い自転車を洗ってみたい」というご相談がよくあります。
そのなかには、洗車と簡単な整備だけで再び走り出せるようになった例が少なくありません。
表面についた土埃や油汚れが落ちると、本来のフレームカラーや塗装の状態が見えてくるため、「こんなにきれいだったのか」と驚かれることもあります。
さらに、動かなくなったように見えたパーツも、汚れやグリス詰まりが原因なだけで、洗浄と注油で復活することも多いのです。
「乗れるかどうか」のチェックポイントとは?
洗車の前に、自転車が再生可能かどうかを判断するための基本的なチェックポイントをお伝えします。
・フレームに目立つヒビや変形がないか
・車輪(ホイール)が大きく歪んでいないか
・ブレーキが動くか
・チェーンが完全に固着していないか
これらに問題がなければ、洗車をしてみる価値は十分にあります。
また、洗車の過程で小さな異常に気づけることも多く、点検と合わせて判断するのが最適です。
洗車ついでの点検で、安全性も確認できる
SENSHA Bicycle港北では、洗車後に点検を行い、安全に走行できる状態かどうかをしっかり確認します。
洗車内容は以下の工程で行います:
1. 駆動系・油汚れの洗浄
2. 駆動系のすすぎ洗浄・塗装面の洗浄
3. エアブロー
4. 拭き上げ
5. コーティング
6. 注油
7. ハンドルの抗菌・消臭
8. 点検
フレームの状態から、チェーン・ブレーキまわりまでを丁寧にチェック。
再び安心して走り出せるよう、しっかり整備してお返しいたします。
平日は比較的ご予約が取りやすいので、週末のライド前にご利用いただくのもおすすめです。
洗車をすることで、交通事故を減らす。
見落とされがちな不具合に気づけるのは、洗車という丁寧なプロセスがあるからこそ。
愛車と、そしてあなた自身の安全のためにも、ぜひ一度お試しください。

