こんにちは!自転車洗車専門店「SENSHA Bicycle港北」です。
「昔買ったロードバイク、最近乗れていないなぁ…」
そんなふうに、倉庫やガレージ、あるいは室内で愛車を眠らせてはいませんか?
今回は、まさにそんな一台が当店で輝きを取り戻した事例をご紹介します。
入庫したのは、SPECIALIZED S-Works Tarmac SL2。
平坦からヒルクライムまでこなすオールラウンダーでありながら、爆発的な剛性を持つ伝説的なレーシングマシンです。
オーナー様いわく、
「17年前に購入して長年毎週末に乗っていましたが、ここ1年ほど倉庫に置きっぱなしだったんです」
とのこと。
いざ「また乗りたい!」と思った時、愛車がホコリまみれだと少し気持ちが萎えてしまいますよね。
今回は、長期保管後の自転車がプロの洗車でどう生まれ変わるのか、そのビフォーアフターと重要性についてお話しします。
なぜ「置いておくだけ」で自転車は汚れるのか?
「雨風の当たらない倉庫や室内に置いておけば、汚れないはず」
多くの方がそう思われていますが、実はそこには落とし穴があります。
空気中には常に微細なホコリが舞っており、それが静電気や重力によって自転車に降り積もります。特に、チェーンやギア周りに残っていた古いオイルは、時間が経つと粘度を増し、「接着剤」のようにホコリを吸着してしまうのです。
今回お持ち込みいただいたTarmac SL2も、一見きれいに見えても、よく見ると以下の症状が出ていました。
- フレームの黒い部分が白くくすんで見える(酸化・汚れの膜)
- スポークの重なる部分やハブ周りにホコリが絡みついている
- 以前の油汚れがカチカチに固まっている
これらは、サッと拭いただけでは落ちない「頑固な汚れ」に変質しています。
プロの洗車で「愛着」まで蘇らせる
久しぶりのライドを安全に、そして気持ちよく楽しんでいただくために、当店の「プレミアムバイクウォッシュ」を施工させていただきました。
洗車後の愛車をご覧になったオーナー様からは、こんな嬉しいお言葉をいただきました。
「すごく見違えました!車から降ろすときに裏側も見たんですけど、こんなところの汚れはさすがにキレイにならないかなと思ってましたが、見事にピカピカですね。
スポークの端っこに絡まっていたホコリもしっかり取れていますし、フレームの黒い部分が白みがかっていたのにくっきりとした色味に戻りましたね。
これは、改めて愛着が湧きますね!」
そうなんです。プロの洗車は単に汚れを落とすだけでなく、塗装本来の色味を引き出し、オーナー様の「またこいつと走りたい!」という気持ちまで復活させる力があるのです。
SENSHA Bicycleの「プレミアムバイクウォッシュ」工程
当店一番人気のこのメニューでは、以下の8工程で徹底的に仕上げます。
| 1. 駆動系・油汚れの洗浄 | 専用液剤「ドライブクリン」を使用。オイル汚れと液剤が白く乳化し、頑固な汚れを浮かして落とします。 |
|---|---|
| 2. すすぎ・塗装面の洗浄 | 「バイククリン」をフォームガンで超微細な泡にして噴射。塗装面を傷つけることなく、優しく包み込んで洗浄します。 |
| 3. エアブロー | 高圧空気で水分を一気に吹き飛ばします。錆の大敵である「隠れた水分」を残しません。 |
| 4. 拭き上げ | 塗装面に優しい専用クロスで丹念に拭き上げ。同時に「洗い残しがないか」の目視チェックも行います。 |
| 5. コーティング | 「バイシクルクイックグロウ」で施工。微細なキズを目立たなくし、艶を出します。防汚効果は約3ヶ月〜半年持続します。 |
| 6. 注油(オイルアップ) | 水分と入れ替わる「水置換性」のオイルを使用。洗車後の細部に残った水分を除去し、摩耗や錆から守ります。 |
| 7. 抗菌・消臭 | ハンドルなど手が触れる部分に光触媒「チタセラン」をスプレー。雑菌の繁殖を抑え清潔に保ちます。 |
| 8. 点検(重要!) | チェーンの伸び、各部のガタつき、ホイールの振れ、ブレーキ、ワイヤー、タイヤの状態をプロの目で最終チェックします。 |
【警告】久しぶりに乗る前の「自己流メンテ」は危険です
ここで、プロとして一つだけ注意喚起をさせてください。
長期間放置していた自転車に対し、「とりあえず雑巾で水拭きして、空気だけ入れて走り出す」のは絶対にやめてください。
⚠️ ここが危険!
- キズの原因に:ホコリが乗った状態で雑巾で拭くと、ヤスリをかけているのと同じことになり、フレームが傷だらけになります。
- 見えない劣化:タイヤのゴムのひび割れや、ワイヤーの固着、チェーンオイル切れによる破断リスクなど、走行に関わる重大な不具合を見逃す可能性があります。
洗車はただ綺麗にするだけでなく、「安全確認」のための点検時間でもあります。
特に久しぶりに動かす自転車こそ、プロの目によるチェックが必要です。
まとめ:当時の輝きを取り戻して、再スタートを!
今回のS-Works Tarmac SL2のように、良い自転車はきちんと手を入れれば、何年経っても色褪せないパフォーマンスを発揮してくれます。
「そろそろまた乗り始めようかな」
そう思ったら、まずはSENSHA Bicycle港北へお越しください。
こびりついた汚れをリセットし、安全点検を済ませて、気持ちよくリスタートを切りましょう!
皆様の愛車にお会いできるのを楽しみにしています。

